GribStreamブログ
公開カタログエンドポイントが利用可能に
GribStreamの公開カタログエンドポイントで、データセット一覧、パラメータメタデータ、複数データセットにまたがる共通セレクタを確認できるようになりました。
2026年4月19日、GribStreamのカタログを公開しました。
これまで公開APIの中心は、/timeseriesと/runsから予報データを取得することでした。メタデータを取得する補助エンドポイントもいくつかありましたが、主にダッシュボードを支えるためのもので、長期的にお客様のアプリケーションから直接使う前提の安定したインターフェイスではありませんでした。
今回のリリースで、その部分を整理しました。
利用できるようになったもの
GET /api/v2/catalog/datasetsは、提供元、更新間隔、アーカイブ範囲、タグ、ソースへのリンク、モデルページへのリンクなどの公開メタデータと一緒にデータセット一覧を返します。GET /api/v2/catalog/datasets/{dataset}/parametersは、1つのデータセットで利用できるパラメータを一覧表示します。GET /api/v2/catalog/datasets/{dataset}/parameters/{parameter}は、利用できるセレクタの組み合わせを含め、特定のパラメータコードの詳細を返します。GET /api/v2/catalog/shared-parametersとGET /api/v2/catalog/shared-parameters/{parameter}は、同じ意味の気象量を複数モデルへ対応付けたいアプリケーション向けに、GribStreamが整備したデータセット横断レイヤーを公開します。
重要な細部として、パラメータ短縮名は上流と同じ大文字小文字で返されます。あるデータセットが100uを公開している場合、カタログも100uを返します。予報リクエストで再利用すべき値も、その100uです。
誰が使うべきか
GFSのTMPを2 m above groundで取得したい、というように欲しいものがすでに分かっている場合は、何も変わりません。いちばん単純な方法は、これまで通りデータ取得エンドポイントを直接呼ぶことです。クイックスタートもそこから始まります。
カタログがより役立つのは、次のようなものを作る場合です。
- データセットやパラメータを選ぶ選択UI
- 複数モデルを比較するダッシュボード
- 社内ツール
- 自動生成クライアントやSDKヘルパー
- セレクタを固定で書き込むのではなく、発見して使う必要があるアプリケーション
このワークフローのために、通常のデータ取得例の後ろに、クイックスタートへ高度なカタログ利用の章を追加しました。
なぜ今これを整えたのか
これらのエンドポイントは、これから公開APIとして安定して提供する領域の一部になります。そのため、以前のその場ごとのメタデータ補助機能を少しずつ拡張し続けるのではなく、今のうちにきちんとした土台を作ることが重要でした。
自分のアプリケーションに組み込む場合も、NBMやIFS Operationalのようなデータセットを調べる場合も、OpenAPI仕様からAPIクライアントや連携用コードを生成する場合も、GribStreamの上に構築しやすくなります。
また、これは次の段階へのよりきれいな土台でもあります。つまり、このカタログを使ってMCPやスキル向けドキュメントを作り、AIツールが試行錯誤に頼らず、GribStreamへ正しく問い合わせる方法を見つけられるようにすることです。
